内閣府世論調査
インフルエンザで寝ていると
「ピンポン、ピンポン」
と玄関がうるさい。
何かと思ったら、内閣府の回し者で、40代後半~50代前半の女性工作員だった。
「(ついにこのアジトをかぎつけてきやがったかぁ~。政府の回し者めぇー)※
で、『社会意識に関する世論調査』のアンケートにお答え下さいだって。
(おいおいこちらは重病患者だぞぉ。)と思ったけどまた来られると困るので一応応対した。
女性工作員が
「今から質問をするから、この選択肢から答えてください。」と言う。
「わかりました。」
(一応素直にうなずく。敵は何をたくらんでいるかわからないからな。)
5分ほどで全ての質問が終わり、女は安堵したかのようにため息を1つもらすと、
「あっ、忘れ物!」と言って、車に駆け足で何かを取りに言った。
(さては拳銃を取りに行って、俺の口を封じようって魂胆だなぁ~。そうはさせるかぁー。)
ほどなく戻ってきた工作員は、
「はい、図書券です。」と、子供にお菓子を上げるように、弱っている僕に差し出した。
(なめやがってぇ~。こっ、これは図書券に似せた時限爆弾に違いない。)
「ありがとう。」
女性工作員は、エンジンをかけっぱなしの軽自動車に乗り、急いで逃げていった。
(もう2度と来るなよ!ふっ。)
※)最近ジャックバウァーの24(トゥエンティーフォー)ばかり見ているのとインフルエンザの影響で現実と虚構の世界がごちゃまぜになっている。
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