中華料理 【華福】のB定食
浜松は曳馬にある中華料理店【華福】に行ってきた。この店にはかなりの思い入れがある。今から約20年前(独身時代)に曳馬に住んでた頃は、毎週のように通っていた。安くてうまかったからだ。おやじが無口で職人かたぎ、奥さんは無愛想でぶっきらぼう。それでも何回か通ううちに奥さんともぎこちないながらも会話が出きるようになっていった。
結婚して曳馬からよそへ移ってからは全くその店には行かなくなった。数年後に風のうわさでつぶれたっと聞いた。ところが実は違っていた。遠州鉄道曳馬駅より東へ移転して存続していたらしい。だいたいの場所は知っていたので近所を車で通る度に探してみるがなかなか見つからない。そこでネットで位置を確認し、今年になってやっと念願の再訪を果たした。
最初の再訪は2月。おやじさんだけは居たが奥さんはいなかった。
「いやあ~、なつかしいなあ。移転前によく来ていたんですよぉ~。」と話しかけてみた。
「はあ~、そうですかぁ。」と無口なおやじは目をそらしてテレビのチャンネルを変えた。
相変わらずだ。僕はかなり興奮していたが、それを悟られないように絶品のタン麺をすすった。
「んぅーん、うまい!」
そして今回、再訪2回目を果たした。店には謎の中国人女性2人とすけべそうなおやじの3人の客しかいなかった。奥さんらしき人が彼らと雑談をしている。僕が店に入るのに気づくと
「いらっしゃい」とその奥さんらしき人が答えた。
あれっ、あの20年前の無愛想な奥さんだろうか?だいぶふけたとはいえ顔も違うような気がする。席につき何度も彼女をちら見するも確信が持てない。
「なんにしますか?」無愛想に聞いてきたその声でぴんときた。間違いない彼女だ。
別に話しかけることなく注文をした。当然彼女も僕に気づくはずもない。20年前の客を覚えているほうがおかしい。
この店の看板メニューであるBランチ(900円)を注文した。女性のこぶし大の唐揚げ3個、野菜いため、酢豚、スープ、ごはんのセットでボリュームはかなりある。若い頃は大食いで鳴らした僕でも、さすがにこの年になるとかなり調子がよくないと完食は難しい。娘はカニチャーハンを頼んだ。これも普通の中華料理店の2倍はありそうなボリュームである。
いつのまにか店内は、中年の夫婦2人、運送業らしき40~50台のおやじ、バイク乗り風のデイパックを背負った30台と思われる男性となかなか混んできた。最初は奥さん1人で切り盛りしていたがいつしかおやじさんが奥から応援に出てきた。黄金のコンビ復活である。
混んできたのでかなり待たされたが15分くらいでまずはチャーハンが来た。その量に娘は驚いた。
「うへ~、食べれるかなあ。パパ手伝ってよぉ。」
手伝ってって言われても、俺の場合恐怖のBランチを片付けなければいけないからそれは無理な話だろう。それからほどなくしてBランチも来た。唐揚げの大きさは見事だ。唐揚げ定食だとこれが7つもつくらしい。おそろしい。
もうほとんど無理だと思われたが、わりとすんなり全て食べる事ができた。おまけに娘のチャーハンも応援できた。それで肝心の味のほうは・・・。唐揚げ、酢豚はうまかったが、野菜いためがちょっと。もやしが少し古い感じがした。もやしって古くなってくるとちょっとにおう感じがするんだけどまさにそれ。ちょっと残念だ。
次はいつになるかわからないけど、また大食いしたい時に行くとするか。今度は「肉だんご」かな。
、以前慣れ親しんでいた「Bランチ(900円)」を頼んでみた。






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